家族葬の流れ
家族葬の場合、お通夜はどうするの?
故人の友人や家族といった身内のみで行う家族葬は、故人や家族の希望・また葬儀の予算などによってお通夜や告別式を行わないこともあります。お通夜を行う場合には一般的には亡くなられてからご遺体を引き取り、ご自宅や安置室で24時間安置後、納棺しお通夜を行います。家族葬でのお通夜は、故人が好きだった音楽を流したり、好きだった料理などを用意するなどさまざまな方法がありますので、葬儀社や寺社と相談しながら決めていきましょう。
家族葬の場合、会社への連絡は?
家族葬は故人と親しい親族や友人などの近親者のみで行うもので、葬儀に参列されない方へは後日報告するのが一般的なマナーとなっています。勤務先へは葬儀の日時を知らせないという気遣いも必要ですが、連絡はしなくてはいけません。しかし会社に伝えることで身内の訃報を知った社内の方が弔問に来てしまうこともあります。家族葬を行う時は、故人との関係や忌引き休暇の期間、家族葬で葬儀を行うことや弔問や弔電、香典や供花などは辞退するということを直属の上司や総務担当者など限られた人にのみに伝えましょう。
家族葬の場合、服装は?
親しい人だけで行う家族葬でも、基本的には喪服になります。ただし参列者は親族や故人と親しい友人などといった間柄の方ばかりなので、家紋付きの着物である必要はありません。男性なら準喪服となるブラックのスーツ、女性ならブラックのワンピースやツーピースといったものでも大丈夫です。お子さんの場合は学生服や幼稚園などの制服、制服がない場合にはグレー、ネイビーブルーといった地味な色のスーツやワンピースが一般的な家族葬に参加する服装となります。